無妄

無妄 · 誠実に、小賢しさは少なく

まっすぐ歩き、本当のことを言うと、長い目では後が少ない。

できること 今日の決断で聞く:これは本心か、それともただの抜け道か?

生活では、正しく歩き、本音で話す選択を指しやすい——長い目で見れば後始末が少ない。

生活の中で照らし合わせる

宗師の見解

核心の定見

病は取巧で捷径を歩き、匪正にして動くこと。薬は無妄之貞——正しく歩き、真话を言い、茂対時而育し、小聰明を少なくすること。

学理の剖析

下震上乾。天に動いて剛中して応ず、ゆえに無妄。気勢は天下雷行:物与無妄、真実にして虚なし。大象「天下雷行,物與無妄;先王以茂對時,育萬物」。時に按じて作り、真誠に時令に合わせる。元亨利貞の正を扶け、匪正有眚を抑える——其匪正有眚、不利有攸往。方向が正しく動機が真であれば、長期の後患は少なく、取巧は眚を生じやすい。

歴史の映照

司馬光が誠をもって人に対し、人に言えない事がなかったように——無妄の気勢:真誠が正当の時に合わせ、権謀取巧を少なくし、ゆえに長期の後患が少ない。

場面の現象

今日決断するときまず問う:これは真心か、ただの取巧か。事業では約束を核對可能にし、包装の捷径を減らす。関係は真话が技巧に勝る。決断は内心と時勢に堪えてから動く。成長は日々動機が匪正でないかを省みる。財務往来は憑拠を明らかにし、投机取巧しない。衝突は事実と善意で時に対し、話術で硬く推さない。

古人はどう言ったか

元亨,利貞。其匪正有眚,不利有攸往。

無妄。剛が中で応じ、正をもって大いに通る。方向が正でなければ攸往に利なし——誠実にも正しい路線が要る。

無妄,剛自外來,而為主於內。動而健,剛中而應,大亨以正,天之命也。其匪正有眚,不利有攸往。無妄之往,何之矣?天命不佑,行矣哉?

天下雷行,物與無妄;先王以茂對時,育萬物。

天下に雷行く。時に茂対して万物を育む——時に従って作り、時令に真心で合わせる。

背景の短述

「天雷無妄」は下震上乾。無妄は天下雷行。真実不虚。剛中而応、正乃天命。匪正則有眚——誠実のほか、方向も正しく。

六爻の原文