劫財:同じく身を助ける。争うのはどの分か
劫財も身を助ける。比肩と同じ列であり、一方を善、一方を悪に分けない。日主甲の劫財は乙である。五行は木のまま、陰陽は逆である。同じく身を扶けられる。違うのは、もう一人の自分ではないことだ。同じ類の中で、向きが逆の一つである。
身が弱いとき、劫財はやはり支えである。足りないのは木の力である。乙が来たら、先に助けと数える。先に奪いと数えない。身が旺じているとき、この逆向きの木は争いになりやすい。同じ財、同じ決定を、どちらも自分が取るべきだと思う。「劫」は、その争いを形容している。必ず物を取られる、という判定ではない。
先に問う。身はまだ扶けを要るか。要るなら、劫財も比肩と同じく先に身を助ける。要らないなら、どの分を争っているかを見る。劫財の三字で身の強弱を覆さない。
甲が乙を見て初めて劫財である。日主が甲でなければ、盤上の違う字をすべて劫財と呼ばない。五行を合わせ、次に陰陽を合わせる。合ってから「身はまだ扶けを要るか」に入る。合わなければ、そもそも別の神である。
出典は『子平真詮』の劫財を論じた箇所。本文は一念自身の読み方である。